初恋番外編・なおとりゅうの関西ギャグ講座
別に章タイトルをつけるほどのこともない。
なお 「どーも。なおでーす。」
りゅう「りゅうでーす。」
なお 「それにしてもあれやね、関西弁ってけっこう難しいところがあるね。」
りゅう「必ずオチがついてないと聞いてるほうがキレるからね。」
なお 「突然ボケられてもちゃんと反応せなあかんしね。」
りゅう「まあ基本やな。」
なお 「初心者にはなかなかついていけんところがあるねん、これが。うちはオカンが東京人やから、苦労しましたよ。」
りゅう「たとえばどんな?」
なお 「いきなりな、夏の暑い時期に言われるねん。」
りゅう「あれですね、『いやあ、アツはナツいなあ。』やろ。基本中の基本や。」
なお 「それで、言い間違いかな、と思っておとなしくしとったらあかん。」
りゅう「すかさず『ナツはアツいやろ!』ときて欲しいね。」
なお 「あとあれな、『ほんま暑いなあ。八月でこんだけ暑かったら十二月はどないなるねん。』っていうやつ。」
りゅう「それ、正解は『十二月が暑いってどういうことやねん!』的なことやな。」
なお 「難しい人は、『なんでやねん』でもOKやで。」
りゅう「それを覚えといたらだいぶん応用がきくね。」
なお 「手の平を裏返して、こう、思い切りいっときましょ。」
りゅう「…って、なんかめちゃ痛かったですよ。」
なお 「壁にぶつけられるよりましやと思ってほしいな。」
りゅう「それは、吉本新喜劇の島田珠代先生の体を張ったギャグやな。」
なお 「そう。ぶつけられたあと、『男なんてシャボン玉』って言うせりふがつく。あれはかなり笑った。」
りゅう「ちょっと古いな。」
なお 「うるさいな。鼻から手ぇ突っ込んで脳みそガタガタいわしたろか。」
りゅう「それも吉本やね。未知やすえ師匠の渾身のギャグや。」
なお 「違うで。本気で言うてるねんで。」
りゅう「なおちゃんこわい。」
りゅう「りゅうでーす。」
なお 「それにしてもあれやね、関西弁ってけっこう難しいところがあるね。」
りゅう「必ずオチがついてないと聞いてるほうがキレるからね。」
なお 「突然ボケられてもちゃんと反応せなあかんしね。」
りゅう「まあ基本やな。」
なお 「初心者にはなかなかついていけんところがあるねん、これが。うちはオカンが東京人やから、苦労しましたよ。」
りゅう「たとえばどんな?」
なお 「いきなりな、夏の暑い時期に言われるねん。」
りゅう「あれですね、『いやあ、アツはナツいなあ。』やろ。基本中の基本や。」
なお 「それで、言い間違いかな、と思っておとなしくしとったらあかん。」
りゅう「すかさず『ナツはアツいやろ!』ときて欲しいね。」
なお 「あとあれな、『ほんま暑いなあ。八月でこんだけ暑かったら十二月はどないなるねん。』っていうやつ。」
りゅう「それ、正解は『十二月が暑いってどういうことやねん!』的なことやな。」
なお 「難しい人は、『なんでやねん』でもOKやで。」
りゅう「それを覚えといたらだいぶん応用がきくね。」
なお 「手の平を裏返して、こう、思い切りいっときましょ。」
りゅう「…って、なんかめちゃ痛かったですよ。」
なお 「壁にぶつけられるよりましやと思ってほしいな。」
りゅう「それは、吉本新喜劇の島田珠代先生の体を張ったギャグやな。」
なお 「そう。ぶつけられたあと、『男なんてシャボン玉』って言うせりふがつく。あれはかなり笑った。」
りゅう「ちょっと古いな。」
なお 「うるさいな。鼻から手ぇ突っ込んで脳みそガタガタいわしたろか。」
りゅう「それも吉本やね。未知やすえ師匠の渾身のギャグや。」
なお 「違うで。本気で言うてるねんで。」
りゅう「なおちゃんこわい。」