泡沫夢幻


その日は久しぶりの休日で

「おはよう、母さん」
「あらあなた、おはよう。
もうすぐでご飯できるわよ」
朝起きてリビングへ行くと
キッチンに立って朝食の準備をしている妻と


「ぱぱー!」
「父さん!」
朝から元気な愛おしい2人の息子が出迎えてくれた。


「奏、駿。ご飯食べたらどこか行こうか」
特撮モノの番組を仲良く見ている2人に声をかけると
「「わーい!」」
と可愛らしい声が返ってきた。

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