泡沫夢幻


「「駿!!!!」」
案の定、陽菜と颯太はクラスで1番に駆け寄ってくる。
その声にクラスの皆が集まり、あっという間に人口密度が高くなった。
驚かれ、文句を言われ、散々な目に遭い…


「にしても2人ともそこそこの成績あってよかったね!」
「普通だったら留年扱いだもんな」
嬉しそうに陽菜と颯太が俺の肩を叩く。



休んでいた分は、先生が気を利かせ、補習という形でなんとかしてくれることになった。
自分から首を突っ込んだとは言え、サボりでもなんでもないからな。

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