泡沫夢幻


次の日、クリスマスは1人で過ごす予定だったが
朝からよーママに呼ばれ北野家で過ごした。

いや、正確に言えばよーママにご飯の用意を手伝わされたのだけど。


北野家は陽気なよーママと
これまた陽気なよーママの旦那さん、
俺の従兄弟にあたる
3つ上の息子さんと
1つ上の娘さんがいる。

よーママとは仲がいいものの、
従兄弟たちとはめったに会うことがないため、
そんなに仲が良くない。


その帰り道、
「もう暗いし送っていくよ」
というよーママの息子さん、俺の3つ上の従兄弟に言われたが、
今は散歩したい気分だったので丁寧にお断りし、1人で帰路についた。
時刻は19時を少し過ぎたところ。


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