泡沫夢幻


その日、教室にその子は戻ってこなかった。




保健室へ行こうか考えたけれど
「駿!カラオケ行こうぜ!」
と楽しそうな颯太に呼び止められた。

明日もまた会えるだろう
なんて気楽に考え学校を後にした。

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