泡沫夢幻
終わりのはじまり
朝いつも通り目を覚ますと激しい倦怠感に襲われ、
よーママに連絡を入れ学校を休んだ。
午前7時過ぎ、いつもならテレビの天気予報を横目にご飯を食べるが、
今日は何もつけず、
昨日手をつけなかった、パックのなかで具材達が散乱しているコンビニ弁当を食べる。
昨日はあの後、
父さんが現れて動揺したよーママをなんとか落ち着かせ、
叫び声を聞いて駆けつけた近所の人に説明したり、
郵便受けに入っていた手紙を読んだり、
とにかく忙しくてご飯を食べるのを忘れて
気がついたら日付が変わっていた。