泡沫夢幻



クラスメイトから休んでいた分のノートが送られてきていたので、
とりあえずノートを取っていたら
12時になっていた。
そろそろご飯でも、と思い立ち上がって背伸びをしていると



「しゅーん!」
外から陽菜の声が聞こえる。

「ちょっ、声でけぇよ!」
どうやら颯太も一緒のようだ。


玄関に行くとまだどっちの方が声が大きかったかの言い合いしている。


その後ろにはあきれたような顔で笑っているよーママ。

「ふたりとも声でけぇぞ」


いらっしゃい、と3人をリビングに通し
チャーハンを作る。


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