狼の愛したお姫様
「………」
あ、冬真さんお腹なってる…
本人は気にしてないみたい、というか気づいてないのかな?
難しそうな小説だし、集中してるのかも。
「お〜…揃ってる…」
冷蔵庫の中は材料でぎっしり。
そういえば湊都が料理するって言ってたっけ。
怪我の手当てに、お料理に、調べもの?とか、湊都って何かと万能だな〜…。
「湊都みたいに上手に出来ますように…!」
…あ、でも冬真さん食べてくれないかも。