廻天の王女と太陽の騎士は穏やかに恋をする
安倍さん以外からもメールやLINEがたくさん来ていました。
シャキアには友達がたくさんいたようです。
私には友と呼べる者はほとんどいませんでしたから、そんなシャキアを羨ましく想いました。
それから、私はスマホの使い方を学びました。
驚いたことに、サンドラはすでにスマホを持っていて、操作も出来るようでした。
つまり、スマホが使えないのは私だけ。
そのことで、余計に熱がこもり、集中したおかげで、思ったより早くにスマホを扱えるようになりました。
今では家族とLINEで連絡を取ることが出来ます。
そんな時でした。
いつものように、家に花が届けられたのです。
今回は白い香りの良い花でした。
もちろん、それはSKさんからです。
小さなカードには、いつものように「早く元気になって下さい」という短い文とSKのイニシャルがありました。
(あら……)
私は、たまたまカードの裏に小さな文字をみつけました。
『noonsk』
私には意味がわかりませんでしたが、なぜだかその文字が心に残りました。
そして、何日かが経った頃、ふと頭に浮かんだのです。
(もしかして…)
私はLINEで『noonsk』を検索しました。
LINEにはIDというものがあります。
『noonsk』はそれではないかと思ったのです。
(あった!)
私の考えは当たっていました。
犬のアイコンで、『しょうご』という名前の人でした。
シャキアには友達がたくさんいたようです。
私には友と呼べる者はほとんどいませんでしたから、そんなシャキアを羨ましく想いました。
それから、私はスマホの使い方を学びました。
驚いたことに、サンドラはすでにスマホを持っていて、操作も出来るようでした。
つまり、スマホが使えないのは私だけ。
そのことで、余計に熱がこもり、集中したおかげで、思ったより早くにスマホを扱えるようになりました。
今では家族とLINEで連絡を取ることが出来ます。
そんな時でした。
いつものように、家に花が届けられたのです。
今回は白い香りの良い花でした。
もちろん、それはSKさんからです。
小さなカードには、いつものように「早く元気になって下さい」という短い文とSKのイニシャルがありました。
(あら……)
私は、たまたまカードの裏に小さな文字をみつけました。
『noonsk』
私には意味がわかりませんでしたが、なぜだかその文字が心に残りました。
そして、何日かが経った頃、ふと頭に浮かんだのです。
(もしかして…)
私はLINEで『noonsk』を検索しました。
LINEにはIDというものがあります。
『noonsk』はそれではないかと思ったのです。
(あった!)
私の考えは当たっていました。
犬のアイコンで、『しょうご』という名前の人でした。