廻天の王女と太陽の騎士は穏やかに恋をする
その人は笑顔がとても可愛い人で、シャキアが向こうの世界に呼び出されることがなかったら、もしかしたら、シャキアは小林さんと恋愛関係になっていたかもしれないのです。
でも、シャキアはこうも言っていました。
小林さんは運命の相手ではなかった、と。
確かに、シャキアはフェルナンさんと結ばれました。
でも、私があの時シャキアを呼び出さなければ…
現に、小林さんは今でもずっとシャキアに花を贈っている…それは、今もシャキアに好意を持っているということ。
そう思うと、二人に対してとても申し訳ない気持ちになりました。
(あ…そうだわ。)
感傷に浸ってはいられません。
早く小林さんに返信をしなくては。
私はとりあえず、記憶が曖昧だという嘘と、お花のお礼、そして、現在の体調について返信しました。
小林さんは、私の体調が良くなったことをたいそう喜んでくれて、記憶のことも心配しないで良いと励ましてくれました。
なんだか胸が痛みます。
そして、これからもLINEを送っても良いか?と訊ねられました。
もちろん、私は承諾しました。
罪滅ぼしにもなりませんが、少しでも小林さんが喜んで下さるのなら…
それは、私にとっても嬉しいことですから。
でも、シャキアはこうも言っていました。
小林さんは運命の相手ではなかった、と。
確かに、シャキアはフェルナンさんと結ばれました。
でも、私があの時シャキアを呼び出さなければ…
現に、小林さんは今でもずっとシャキアに花を贈っている…それは、今もシャキアに好意を持っているということ。
そう思うと、二人に対してとても申し訳ない気持ちになりました。
(あ…そうだわ。)
感傷に浸ってはいられません。
早く小林さんに返信をしなくては。
私はとりあえず、記憶が曖昧だという嘘と、お花のお礼、そして、現在の体調について返信しました。
小林さんは、私の体調が良くなったことをたいそう喜んでくれて、記憶のことも心配しないで良いと励ましてくれました。
なんだか胸が痛みます。
そして、これからもLINEを送っても良いか?と訊ねられました。
もちろん、私は承諾しました。
罪滅ぼしにもなりませんが、少しでも小林さんが喜んで下さるのなら…
それは、私にとっても嬉しいことですから。