中庸的な日常。
ドタバタ劇も幕を閉じ、ここはとあるお家のリビングである。

「青くぅん。そろそろお腹空かない?」

「うん。空いてきたぁ。」

「今晩はね、すき焼にしようと思うの。」

「ワン♪」

「豪華だね。どしたの?バンビも喜んでるみたいだけど。」

「ふふん。何となく、ね。」

「何となく?」

「うん。何となく。」

「そうだね。」バンビを撫でながら窓の外を見る青くん。



明日も晴れるかな、、



「何か言ったー?」すき焼の準備をしてる桃さん。

「ううん?何も?」微笑む青くん。

青くんの心には、明日の天気が見えたようだ。



~おしまい~

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