中庸的な日常。
欲しいお酒を買い、エスカレーターで移動するふたり。

「そろそろお腹空かない?」お腹をさする青くん。

「そだね、朝から何も食べて無いもんね。青くん何食べたい?」

「オムライス♪」

「ホント好きだよね、オムライス。」

「うん。なんかお得感があるから好き。」

何がお得なのか理解しがたいけれど、青くんが楽しかったら良いや。と思う桃さん。

お店に入り注文を済ませ、オムライスを食べる青くんと桃さん。
食べながらふと青くんが、

「さっきさぁ、エスカレーター降りる所で、、」

「うんうん!あれヒドいよね!」青くんが話し終わらないうちに喋り出す桃さん。

それは、洋食屋さんに向かう途中の出来事であった。

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