中庸的な日常。
先程まで、沸騰したヤカンも黙るぐらいヒートアップしていた桃さんも、ご飯を食べ終えて少し落ち着いたようだ。

人間、満腹になると大概の事は流せる。

注文が来ないと怒る器の小さい人達も、帰る時になると「ごちそうさま」と笑顔で店を出たりする。

その器は、盛り付けられた料理を食べないと大きさが見えて来ない。

これは割と美味く…いや、上手く喩えれたと筆者は思うのだが、実の所、結構考えないと絵が浮かばない。己の文章力の乏しさを嘆くばかりだ。

そんな筆者の戯言は戸棚の奥に隠しておこう。誰かがオヤツのケーキと間違えて食べてくれるかも知れない。

そろそろ【2.エスカレーター】も終わりに近付いているので、青くん達の視点に戻そう。どーん(なげやりか?)

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