王竜
王竜転校二日目

愛side

そして翌朝


ふと、あたしの頭が撫でられる感覚がして目が覚めた


目を開けると…


連哉の顔がドアップで初めに視界に入ってきた


「うわっ…!!」


連「うわっは、ねぇでしょうに。傷つくわ~」


「いや、んなドアップで朝一番で目に入ったら誰でも驚くわ!」


連「それもそうか笑」


「ったく呑気なヤツだな」


「他の皆は?」


連「まだ寝てんじゃねぇの~?あいつら、酒飲んでたしな~」


「じゃあ、起きるのは昼過ぎになりそうだね。でも、それだと遅刻しちゃうから…」


連哉と顔を合わせて、


「「(ニヤッ)起こすしかねぇな!!」」


あたしと連哉は布団を跳ね除けて、部屋をそっと出た


リビングに行くと、爽介と慧はソファーで快斗は床で雑魚寝をしていた


小声で、


「「せーの……」」


「「起きろおおおおお!!!!」」



ドシン!!



「あはははは!!」


連「ヤベェ。めっちゃ漫画みてぇじゃねぇの~笑笑」


爽「変な起こし方しないでください。こっちは二日酔いで気持ちワリィんだから」


連「何かキャラがだぶってんぞ~。機嫌ハイパーワリィじゃん~」


爽「朝っぱらからそんな元気でいられるのが羨ましいです」


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