王竜
爽「それより、もうそろ学校行かないと本気で遅刻しますよ?」
突然爽介の声が入ってきて、驚いて、見るといつの間にか爽介は制服に着替えていた
「……今、何時?」
爽「8時です」
「全然余裕じゃん」
爽「余裕ですが、走るのは面倒ですし生徒は基本始業10分前には登校しているのがルールです」
「そんなルール存在しねぇよ…。生真面目な優等生ちゃん」
爽「何か言いました?(ニコッ)」
「何も…」
そこで慧がやっと立ち直ったようで、会話に入ってきた
慧「爽介と愛が話し込んでるうちに僕たち着替え終わったよ。愛も早く着替えて行こ」
「はぁーい」
あたしもようやく着替え終わって皆と一緒に寮を出た。あ、ちゃんと地味子の変装もしたよ!
のんびり歩いて10分。学校に着いて、教室の扉を開けると、一斉に女達の黄色い悲鳴がとどろいた
女「キャーーーーーー!!!王竜の皆さんよーー!」
それと同時に嫉妬の含まれた突き刺さるような視線も感じた