王竜
爽「まさかとは思いますが、もうやってしまったとは言いませんよね?(黒笑)」


「(言いづらい)…屋上から飛び降りました…」


爽「はぁ!?何やってるんですか!?そんなの自分からばらしているようなものじゃないですか!」


「だって、しょうがなかったんだもん!逃げ道がなかったから…」


爽「それでも、飛び降りるのはなしです…。はぁ…もういいです。1週間後、僕達も明海の方に転校します」


爽「連哉、慧、快斗もいいですよね?」


連・慧・快!「「「賛成~!」」」


「え、4人とも来てくれるの!?でも、学校の中の設定はどうするの?」


爽「そこは、バレた後が面倒くさいので最初から王竜と言ってしまいます」


出た。爽介の意外と面倒くさがり


連「その方が愛と楽に関われるからいいかもな」


「どこがよっ!」


慧「だってさ~、愛~よく考えてみてよ。紅王が関わってるなら、一般人設定だったら容易に愛に近づけないじゃん?」


「確かに…」


快「僕、愛と同じ高校になるのに関われないのヤダ」


快斗に抱きつかれ、上目遣いされてあたしは悶える


爽「それにもうすでに、理事長の松下さんに許可取りました」


何時の間に!?速すぎ!


「わかったわかった(苦笑)爽介は、相変わらず仕事が速ぇな。だがその代わり、あたしの正体、バレるようなことするなよ」

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