王竜



ブロロロロ・・・



「慧ー!ちょっと、公園に寄ってくれない?」


慧「いいけど、どうして?」


「今、地味子の姿じゃないからこのカッコで帰ったら不審がられるかな~と思って」


「念のため、ウィッグ等一式バイクのケツにつんできたんだよな笑」


慧「愛らしい笑了解~」


その後、慧に寮の近くの公園に寄ってもらって、トイレでちゃちゃっと地味子と制服に着替えた


慧が待っている所に戻ると


慧「…愛?だよね?」


「そうだよ?ホント、皆このカッコじゃわかってくれないんだよね(苦笑)」


慧「うん。一目見たとき全然わかんなかった笑でも、雰囲気が愛っぽかったから」


そう言って、抱きついてきた慧


可愛いヤツめ笑


でも、あたしの雰囲気って何なんだ?


まぁいいか








5分後…



ブロロロロ・・・



慧「着いたよ愛ここだよね?」


「うん。送ってくれてありがと~」


慧「それぐらい当たり前。愛、ちょっと来て」


「ん?うん」


慧の傍によってくと、慧は突然あたしを抱き寄せて頬にキスをした


「え?ちょっ…慧!何/////?」


慧「ううん。何でもない笑おやすみ愛」


「…おやすみ」


それで、慧は去っていった


もう何なの!?外国の挨拶のつもり?意味わかんない!


部屋に帰りながら、悶々と考えていた


が、諦めて…


あたしは、疲れてしまったのでシャワーは明日にして早々に寝た









この時、光が見ていたのも知らずに…

< 27 / 106 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop