王竜
松「愛にはな……ものすごく愛していたヤツがいたんだ」
雪「その人はとある事件で、愛さんをかばって眠ってしまっている」
それは、すごく重い話だった……
松「愛は、アイツにかばってもらったことで眠りについてしまったことを悔やんで、アイツを殺したのは愛のせいだと思い込んでいる」
光「何で!?どう考えてもその状況にした人が悪いだろ!」
松「その通りだ。だが、愛は全部自分で抱え込んでしまう子なんだ」
雪「愛さんはその事件をきっかけに心を閉ざしてしまった」
松「今はその時よりもマシな方だぜ?まぁ、あの頃のように心から思い切り笑うことはないがな…」
松「それに今の愛には、守るべき仲間、そして支えてくれる仲間がいる」
奏「それは王竜達のことですか?」
松「そうだ」
俺はそれを聞いて、ものすごく悔しかったし納得もした
初めてアイツらを見たとき、愛と王竜達は深い絆で結ばれているのが確認できた
それ故、悔しかった
でも何で、あの5人は何の関係があるんだ?
もしかして、愛は王竜の姫なのか?