王竜
さてと、服装はどうしようか…


連哉と快斗、爽介と慧も例外じゃないけど、俗に言うイケメンてヤツだ


その中に、ブスのあたしがいたら確実に浮いてしまう(←無自覚)


……こうなったら、いっそのこと男装して行ってしまおう…


戦う時はフード被っているし顔バレはしてないから、フードは被らなくても大丈夫だろう…


服装は黒いスキニーにTシャツ、カーキのフードつきロングコート。仕上げにこの黒髪のウィッグをかぶって完成!


あたしはこれで大丈夫だと思うけど…連哉と快斗は、少し顔バレしている。気を付けないと…


2人はもう準備できているようだな…
そうだ!2人には伊達メガネをしてもらおう!


それで少しは顔も隠せるだろう…



ガチャ……



「連哉、快斗~準備できた?」


連「お~」


快「ばっちり」


「ん。あと、2人には伊達メガネをかけてもらう。変装になるだろ?」


快「いいけど何で?」


連「変装する必要なくね?」


「大アリ!2人は顔バレしてんだから、容易に狙われて2人が怪我するのはイヤだ…」


「あたしも姫だと思われて、王竜が危険に晒されるのはイヤだから男装した」


連「ブッ…相変わらずの発想笑」


慧「やっぱ、黒髪も似合うね~。カッコイイ仕様の愛も好き~」


快「でも、王竜は世界No.1だし大丈夫だと思うけど…」


爽「愛は仲間思いだから少しでも危険が及ぶのは嫌なんでしょう?」


「うん…」
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