〈続〉一年後 恋の攻防戦〜クールな彼とちょっとドジな彼女の攻防戦〜
仲直りの後の答え合わせ〜朝陽side〜
一度、触れた唇は、お互い艶めかしく唇をむさぼり止まらない。
久しぶりの熱に浮かされ、心も体も求めている。
それは莉子も同じだったらしく、上ずった声で「抱きたい」と囁くと頬を染めて頷く。
手を繋いで腕の中に彼女の体を包み込んだ。部屋まで我慢できずにエレベーターの中で瞼やおでこ、唇に熱ぽくキスを繰り返すのは、先程、屋上庭園で熱烈なキスシーンを目撃し、あてられたからかもしれない。
そのせいで、既に取ってあったホテルの部屋で、余裕もなく、なだれるようにベッドの上に倒れ、「りこ」と、かすれた声で色っぽく呼び見つめる。潤んだ目で見つめ返してくる彼女の唇にキスを繰り返しお互いの服を脱がし合う。
「ドレスの下に、こんなセクシーな下着を着て、誰を誘惑するつもりだったんだ?」
胸を包むのには心許ないブラのカップの縁を、指でなぞり、悪戯に肌をなぞった。
恥ずかしそうに「砂羽さんからのプレゼントなの」と言うので、「誰を誘惑するんだ?」
また同じ質問を繰り返す。
「…朝陽だよ」
薬指にある指輪にキスをしながら見つめると、艶っぽい目で見つめてくる。
「…誘惑されてくれる?」
余裕ぶってたが、もう、理性が崩壊寸前だった。
「あぁ…今日のりこの肌は手に吸いつくし、甘い匂いがする」
久しぶりの熱に浮かされ、心も体も求めている。
それは莉子も同じだったらしく、上ずった声で「抱きたい」と囁くと頬を染めて頷く。
手を繋いで腕の中に彼女の体を包み込んだ。部屋まで我慢できずにエレベーターの中で瞼やおでこ、唇に熱ぽくキスを繰り返すのは、先程、屋上庭園で熱烈なキスシーンを目撃し、あてられたからかもしれない。
そのせいで、既に取ってあったホテルの部屋で、余裕もなく、なだれるようにベッドの上に倒れ、「りこ」と、かすれた声で色っぽく呼び見つめる。潤んだ目で見つめ返してくる彼女の唇にキスを繰り返しお互いの服を脱がし合う。
「ドレスの下に、こんなセクシーな下着を着て、誰を誘惑するつもりだったんだ?」
胸を包むのには心許ないブラのカップの縁を、指でなぞり、悪戯に肌をなぞった。
恥ずかしそうに「砂羽さんからのプレゼントなの」と言うので、「誰を誘惑するんだ?」
また同じ質問を繰り返す。
「…朝陽だよ」
薬指にある指輪にキスをしながら見つめると、艶っぽい目で見つめてくる。
「…誘惑されてくれる?」
余裕ぶってたが、もう、理性が崩壊寸前だった。
「あぁ…今日のりこの肌は手に吸いつくし、甘い匂いがする」