初恋ラプソディ
ご褒美? デート?
『奏者さんは、来年のEF出ますか?』
私は相変わらず、奏者さんと1日一往復のツイッターのやり取りを繰り返している。
『出るよ。Beautiful_Soundさんは?』
『出ます。
ソロ? アンサンブル?
それともダブルエントリーですか?』
『今年は、ダブル。
同じ学校に上手な子がいるから。
Beautiful_Soundさんは?』
『私も、ダブルです。
でも、相手の人が、私なんかよりずっと
上手な人で…
足手まといになるんじゃないかと不安で。』
『先生の紹介?』
『いえ、本人に誘われました。』
『じゃあ、大丈夫だよ。
相手もBeautiful_Soundさんの実力を
分かった上で誘ってるんでしょ?』
『そうですけど…
どうやったら、奏者さんみたいに上手に
なれますか?』
『練習。
それ以外にないと思う。』
そっか。
やっぱりそうなんだ。
『私も頑張って練習します。』
それから、私は、テレビを見なくなった。
私が勉強もエレクトーンも頑張るために減らせる時間はそこしかないから。
私は相変わらず、奏者さんと1日一往復のツイッターのやり取りを繰り返している。
『出るよ。Beautiful_Soundさんは?』
『出ます。
ソロ? アンサンブル?
それともダブルエントリーですか?』
『今年は、ダブル。
同じ学校に上手な子がいるから。
Beautiful_Soundさんは?』
『私も、ダブルです。
でも、相手の人が、私なんかよりずっと
上手な人で…
足手まといになるんじゃないかと不安で。』
『先生の紹介?』
『いえ、本人に誘われました。』
『じゃあ、大丈夫だよ。
相手もBeautiful_Soundさんの実力を
分かった上で誘ってるんでしょ?』
『そうですけど…
どうやったら、奏者さんみたいに上手に
なれますか?』
『練習。
それ以外にないと思う。』
そっか。
やっぱりそうなんだ。
『私も頑張って練習します。』
それから、私は、テレビを見なくなった。
私が勉強もエレクトーンも頑張るために減らせる時間はそこしかないから。