初恋ラプソディ
「じゃあ、大体出来たから、来週までに
譜面に起こしておくよ。」
「え? それじゃ奏先輩だけ大変じゃない
ですか。私も手伝いますよ!」
私は、慌ててエレクトーンの椅子から下りて、奏先輩の向かいに座る。
「いいんだよ。
その代わり、森宮は頑張って勉強すること。
せっかく楽譜が出来て、音も作ったのに、
森宮の成績が落ちたからEFなし!なんて
事になったら、目も当てられないだろ。」
「あ……」
確かに奏先輩の言う通りだけど…
「じゃあ、森宮の目標!
とりあえず、学年末では、380点以上
取ること。」
「え!? そんなに!?」
私はあまりの目標の高さに固まってしまった。
「大丈夫。
森宮なら、取れない点数じゃないよ。
その代わり、目標を達成したら、ご褒美に
1日遊ぼう。
何するか、決めた?」
ほんとに!?
どうしよう? 何がいい? えっと…
「ゆ、遊園地!」
「了解。
じゃ、気持ち切り替えて、勉強しよ。」
奏先輩は、さっさと楽譜を片付けて、ノートを出す。
私も慌てて勉強道具を取り出した。
頑張れば遊園地。
その目標は、単純な私にやる気を出させるには十分すぎるご褒美だった。
譜面に起こしておくよ。」
「え? それじゃ奏先輩だけ大変じゃない
ですか。私も手伝いますよ!」
私は、慌ててエレクトーンの椅子から下りて、奏先輩の向かいに座る。
「いいんだよ。
その代わり、森宮は頑張って勉強すること。
せっかく楽譜が出来て、音も作ったのに、
森宮の成績が落ちたからEFなし!なんて
事になったら、目も当てられないだろ。」
「あ……」
確かに奏先輩の言う通りだけど…
「じゃあ、森宮の目標!
とりあえず、学年末では、380点以上
取ること。」
「え!? そんなに!?」
私はあまりの目標の高さに固まってしまった。
「大丈夫。
森宮なら、取れない点数じゃないよ。
その代わり、目標を達成したら、ご褒美に
1日遊ぼう。
何するか、決めた?」
ほんとに!?
どうしよう? 何がいい? えっと…
「ゆ、遊園地!」
「了解。
じゃ、気持ち切り替えて、勉強しよ。」
奏先輩は、さっさと楽譜を片付けて、ノートを出す。
私も慌てて勉強道具を取り出した。
頑張れば遊園地。
その目標は、単純な私にやる気を出させるには十分すぎるご褒美だった。