初恋ラプソディ
奏先輩とエレクトーンを弾きながら思う。
私、奏先輩が好き。
友哉に言われてはっきり分かった。
友哉に対する好きは、智恵や奈々美に対するものと同じ。
だけど、奏先輩はちょっと違う。
何が違うってうまく言えないけど、こうして奏先輩と一緒にエレクトーンを弾いたり、勉強したりっていう時間は、私にとってかけがえのないものだと思えるから。
この時間がなくなったら、私、どうすればいいんだろう。
EF本番まであとひと月。
それが終わったら、もう奏先輩とはいられないの?
そんなの嫌だ。
奏者さんが言ってた。
EFが終わったら、告白するって。
私も… 私も、言おう。
このまま、終わってしまうくらいなら、ちゃんと伝えてから終わろう。
例え、想いが届かなくても。
私、奏先輩が好き。
友哉に言われてはっきり分かった。
友哉に対する好きは、智恵や奈々美に対するものと同じ。
だけど、奏先輩はちょっと違う。
何が違うってうまく言えないけど、こうして奏先輩と一緒にエレクトーンを弾いたり、勉強したりっていう時間は、私にとってかけがえのないものだと思えるから。
この時間がなくなったら、私、どうすればいいんだろう。
EF本番まであとひと月。
それが終わったら、もう奏先輩とはいられないの?
そんなの嫌だ。
奏者さんが言ってた。
EFが終わったら、告白するって。
私も… 私も、言おう。
このまま、終わってしまうくらいなら、ちゃんと伝えてから終わろう。
例え、想いが届かなくても。