ちっちゃくなっちゃいました(吐血)
「…要するに、小さい女の子から貰った飴を食べたら体が小さくなったと」
「なんでそんなもの信じて食べんの?」
膝を伸ばして脚の上に朔をちょこんと座らせている。
可愛いことに朔は、美優ちゃんから出されたジュースを大人しく飲んでいる。
翔くんも同じように、美優ちゃんの膝の上で大人しくジュースを飲んでいた。
可愛いんだけどこの人たち何事?
「だってパ◯ン飴に似てたもん」
「パイ◯飴に似てただけでしょ勝手に食うな」
美優ちゃんはまふくんの頭を優しくぺしと叩く。
叩くというか撫でるというか…。
「ねぇこれ俺悪くなくない?」
「今の朔は罪深いからダメ」
「どういうことだよ」
「で、これいつ戻るの?」
そっか。
こんなに可愛い朔も、元はと言えば高校生だ。
戻って欲しいけど戻って欲しくない。
…ん?
ってことは今が1番遊び放題なんじゃ…?
「いいこと思いついた私天才かも」
「うわぁ嫌な予感しかしない」
「多分愛が考えてることと私の考えてること全く一緒だと思う」
「あー終わった」