星降る夜に神様とまさかの女子会をしました
まるで夢を見ていたようなそんなふわふわとした朧気な感覚に陥ったが、手の中には紛れもなく存在するぐいのみグラス。
耳の横を触れれば花があった。

私は花をそっと外してみる。
花びらがフリルのように幾重にも重なったそれは、トルコキキョウだった。

花言葉は“感謝”や”希望”、“よい語らい”を意味する。

「もうっ、罪作りですよ、火の神様」

私は空を見上げて呟いた。
早朝の清々しい風が優しく吹き抜けていった。



【END】
< 40 / 40 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:40

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
泡沫の恋は儚く揺れる~愛した君がすべてだから~

総文字数/96,026

恋愛(その他)145ページ

表紙を見る
俺様御曹司は無垢な彼女を愛し尽くしたい

総文字数/77,528

恋愛(オフィスラブ)111ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop