親友のカーネーション
先生「はい!じゃあこれから委員会を決めます!まず、学級委員から!」
まい(学級委員。。。自分を変えるために頑張ってみようかな)
まいは恥ずかしながらも手を挙げた。
先生「お!一ノ瀬が挙げたな!男子の立候補はいるかー?」
すると1人の男子が手を挙げた。その子はクラスで人気の 藤原凛 くんだった。
先生「じゃあ他に手を挙げてるやついないから一ノ瀬と藤原で決まりな!」
まい(よりにもよってクラスで人気の藤原くん。。。緊張しちゃうな。。)
先生(学級委員の2人!前に出て1人1言よろしくな!)
まい「えっ、!」
咄嗟に声が出てしまった。前に立って喋る。それはまいが苦手なこと。
凛「責任を果たし、率先してクラスをより良く出来るよう努力していきたいと思っています。一学期の間よろしくお願いします。」
藤原の言葉により拍手が起こる。次はまいの番。
まい「あ、あ、、」
(こんなんじゃ学級委員なんて勤まらない。。。なんで立候補しちゃったんだろう。。)
その時。
りり「がんばれ」
くる「まいならいける」
と、小声でフォローしてくれたのだ。
まいはその言葉によって勇気づけられた。
まい「たのしく明るい クラスにしていき、 行事などでは団結して楽しくできるよう精 いっぱい頑張りたいと思っています!よろしくお願いします!」
まいは嬉しかった。自分でもできるんだと思えたからだ。