純恋-すみれ-
始まり
あの日から既読がついたままのLINE。
なんとなく気になっていた。
なんか嫌な事したかなあ。。
なんて、考えていた。
私は、学校で希美(のぞみ)に相談してみることにした。
「えー?それって好きなんじゃない?
連絡来ないのが気になるんでしょ?
何でもない人の事そんなに気にする?」
「好き!?!?!?!?
なわけないでしょ!初対面だよ?
ないない。」
「一目惚れって言う言葉があるでしょ?」
「そんなんじゃないよ。
ただ何かしたかなって思うだけ。」
「そんなに気になるなら
なぎから連絡してみればいいのに」
「そこまでしなくていいよ。」
-この時から二人の時間は始まっていたんだね。-