病んでる僕と最強の勇者たち
「私の名前は、セクシー吸血鬼、ドロレス・ミラー。

闇の魔王、ダーギル様の二大将のうちの一人よ。

ダーギル様に逆らう者は、私が生かしちゃ置かないの」



ブライアンはそう言ってきたドロレスの美しさに見とれていた。



ウェービーな栗色の長い髪の中から小さな赤い角が二本生えており、それがちょっとしたコスプレみたいでかわいらしかった。



それにドロレスが身につけている黒色と紫色の二色で彩られているセクシーなドレスは、ドロレスのスタイルの良さを際立たせ、ブライアンの心を惹きつけた。



さらに透けるような白い肌、ちょっとエッチな感じがする妖しい瞳、少しだけ厚みがあって触れたくなってしまう唇。



ドロレスのすべてが魅力的で、ブライアンはそんなドロレスに攻撃を仕掛けるのをためらい、剣を持つ手が震えていた。
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