病んでる僕と最強の勇者たち
「ド派手に我が仲間たちを倒してくれたなぁ。

ガキの賢者に、魔法使いの小娘が！」



炎の中から黒い馬にまたがって現れた銀色の鎧を身にまとった騎士が、僕たちにこう言って叫んでいた。



そして僕が鎧の騎士のその鎧の騎士の言葉に反応して鎧の騎士に目を向けると、その鎧の騎士は右手に細身の長い剣を持ち、左手には大きめな銀色の盾を持っていた。



そして鎧の騎士は、銀色のいかつい兜に襲われていて顔は見えず、その正体を知ることはできなかったが、鎧の騎士のただならぬ雰囲気から、鎧の騎士が今までの敵よりも格上であることがすぐにわかった。



僕とリリーはそんな鎧の騎士といつでも戦えるように身構えながら、鎧の騎士の言葉を聞いていた。



「オレの名はエドモンド・コラール。

泣く子も黙る闇の魔王、ダーギル様の二大将のうちの一人だ！」



僕はそう言ったエドモンドの言葉に激しく反応して、エドモンドをキッとにらみつけた。




闇の魔王、ダーギルの幹部がついに自分たちの前に現れ、僕たちの快進撃を止めるべく、僕たちを殺しにきていた。
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