田舎へ移住とイケメン先生との出会い
2ヶ月ぶりの帰省
1ヶ月ぶりの病院

暑すぎて短パン姿の楓

待合室ガラガラ

受「お熱測りますね。 36.6°。 今日は診察ですか? 風邪とか引いてないですね?」

楓「はい」

受「お待ちくださいね」

待合室ガラガラなのに待ち時間35分

17時過ぎてからやっと呼ばれた

新「大竹楓さん、1番へどうぞ」

ガラガラッ

楓「こんにちは」

新「おっ‼︎ こんにちは。 元気だね? 寒くないの?」

短パン姿の楓にビックリする先生

新「あれから不整脈どう?」

楓「ダメです。 3月末に右胸痛くなって救急車呼ぼうとしたんで」

新「右胸じゃあ心臓じゃないしな。 何分ぐらい?」

楓「10分ぐらいです」

新「10分経って治った感じ?」

楓「違和感はあったけど、徐々にって感じです」

新「難しいなー。 この歳で狭心症とか聞いたことないし。 胸締め付けられる感じだった?」

楓「脈打つ感じで痛かった」

新「どこで?」

楓「武蔵野の家です」

新「待って。 アレルギー体質だから甲状腺かもな? 全然思いつかなかったわ。」

そう言って、楓の甲状腺を親指で押して確認する

なんか表情険しい…

新「甲状腺採血して調べようか? 疲れやすかったり、朝起きれないことある?」

楓「あります。 高校生の時に調べてもらったけど、武蔵野に居たときだったから何言ってるか分かんなかった」

新「笑笑 吸入は出していいんだよね?」

楓「はい」

新「発作のほうは?」

楓「昨日発作起こしました笑笑」

新「昨日起こしたのね。」

楓「今、実家に居るんで猫アレルギーヤバいです」

新「帰っちゃいけない所じゃん。 お母さんに帰って来いって言われるの?」

楓「2個下に弟居るんで、ストレス溜めてるみたいで笑笑 これぐらい休み取れたよって送るとじゃあ帰っておいでって言われて、断れないです」

新「帰宅命令じゃん。 お母さん寂しいんじゃないの?笑笑」

楓「多分」

新「お母さんいくつ?」

歳聞く? ホントプライベートがないんだからー。

楓「47です。 私と24違うんで」

新「先生と同い年じゃん!」

ウソー⁉︎ ママと同じだな笑笑 見た目若そうに見えて実年齢違うっていう

ビックリして言葉が出ない楓

見た目30代なのにー詐欺や笑笑

楓「先生、吸入2個にして貰えます? 吸ったか吸ってないか分かんなくなるんで」

新「増やすんじゃなくて、減らすのね? わかった。 2個出しとくね。」

楓「はい。」

新「甲状腺調べるから待っててね? 結果は今日中に出ないから数値高すぎたら電話するわ。」

楓「分かりました」

新「電話これでいいんだよね?」

楓「変わって無いんで大丈夫。 ありがとうございます♪」

新「じゃあ待っててね」

とにかく話が長すぎる笑笑

診察室出てすぐ採血呼ばれた

痛くて青タンになってしまった。

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