田舎へ移住とイケメン先生との出会い

2週間ぶりの病院

2週間ぶりの病院

待合室ガラガラなのに待ち時間30分

1番最後に呼ばれた

楓「こんにちは」

新「こんにちは! 目悪くなったの?」

火傷した時は聞かれなかったのに、目は聞いてきた

楓「30日の日、朝起きたら右目腫れたんよ! それでなんか逆さまつげあるって言われて抜いてもらったんよ。」

新「抗菌薬出てるから、ばい菌入ったのかー。」

カルテ見ながら質問する

楓「2日3日したら、目尻のところに物もらいできてめっちゃクソ痛かった笑笑」

新「何めっちゃクソ痛いって笑笑 初めて聞いたんだけど笑笑」

楓「楓さー口悪いからさ笑笑」

新「喘息の方は?アドエア効いてる?」

楓「アドエア効いてんだけど、雷とゲリラ豪雨でやられてる…」

新「気圧だからしょうがないよ。 メプチン使ってるの?」

楓「一応使ってるんだけどね…。昨日も仕事としていたら苦しかったし…」

新「職場にメプチン持ち歩いてるの⁇」

楓「持ち歩いてるよ…」

新「メプチンは常に常備しておいた方がいいから。 またアドエアとアレルギーの薬出しておくね! あれ?前回なんで整腸剤出てるんだっけ?」

楓「腹壊したからよ」

新「そうそう。 あれからよくなったんでしょ?」

楓「なったよ。楓さ、ストレス溜まるとすぐ症状に来るみたいでね…笑笑」

新「下痢?」

楓「うん」

新「もしかしたら、女性に多い過敏性症候群かもね?僕なんかもストレス溜まると下痢すごいし。」

楓「へー」

新「その前、コロナの検査した時は炎症反応高かったから胃腸炎だったけどね。」

すぐ胃腸炎の話を盛り返すんだからー。

新「てか髪伸びたね!」

さすが先生! 気づくって言う笑笑

楓「今までずっと結んでいたからね」

新「こんなおっさんに言われてごめんね。」

楓「笑笑」

新「じゃあ喘息に耐えて仕事も頑張って。」

楓「仕事マジ大変」

新「コンビニでしょ⁇ 接客大丈夫⁉︎愛嬌よくやってる? 電子マネーとかで早くしろよ、それとか言ってブスッとしてない?」

楓「してないしてない笑笑」

新「笑顔でやってる?」

楓「笑顔はうーん笑笑」

新「まだ若いから通用するけど、ある程度歳取ると愛嬌大事だからね? 僕も若い頃はツンとしてたかもしれない。」

楓「笑笑」

新「お盆は休まず水曜日やってるから。またお待ちしてます。」

お待ちしてますって笑笑 ウケんだけど笑笑

楓「ありがとうございます。」

新「愛嬌よくね?」

楓「先生そーいうこと言うから、怖いんだけど?笑笑」

新「楓さんのことだから心配なんだよ笑笑 喘息耐えてね」

楓「この間、冷蔵庫で品出ししてたら苦しくなって死にかけた。」

先生呆れて苦笑い

楓「お客さんにナンパされるしね」

新「若いから付き物だよ。僕も手術した患者さんからナンパされたことあるし。断ったけどね笑笑」

楓「連絡先横して来たんだよ‼︎キモくない?」

新「それは気持ち悪いな笑笑 そーいうのは断ったほうがいいよ?」

楓「うん」

新「じゃあお大事にね!」

楓「はーい」

新「ストーカーされないように気をつけてね?」

楓「はーい」



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