(旧)同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉



 朝を迎えた。



 私は緊張して、なかなか寝付くことができなかった。


 なぜなら……。


 私は一輝くんと一緒に寝ているから。


 私は自然と一輝くんと一緒に眠ることを選んでいた。


 ……選んでいた……?


 違う。


 わざわざ選んだわけじゃない。


 私が一輝くんと一緒に眠りたかったから。


 ただそれだけ。


 でも。

 結局ほとんど眠れていない……。


 だから、かなりの寝不足。


 だけど。

 この寝不足は幸せの寝不足だから。


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