(旧)同居人の一輝くんは、ちょっぴり不器用でちょっぴり危険⁉



「私も一輝くんと、どこかに出かけたいだけ。だからお礼なんていいよ」


「でも、やっぱりありがとうだよ、結菜ちゃん」


 一輝くん……。


 可愛い……。


 なんて可愛いの。


 一輝くんの笑顔が……。


 すごく可愛い……。


「結菜ちゃん?」


 ……‼


 あっ、私、一輝くんの笑顔があまりにも可愛くて思わず見とれてしまった。


「じゃ……じゃあ、朝ごはん食べ終わったら出かけようか」


 慌てて声を出したせいか、声が少しだけ上ずってしまった。


「うん、そうだね」


 そして朝ごはんを食べ終えた私と一輝くんは、後片付けを済ませて身支度も済ませた。


< 131 / 676 >

この作品をシェア

pagetop