君との想い出が風に乗って消えても(長編)



 気持ちが優れないまま次の日の朝がきた。



 僕は、いつものように支度をして朝ごはんを食べて家を出た。


 そしていつものように学校へ向かう。


 学校に着き、教室に入る。


 そしていつものように花瓶の水を替える。


 花瓶の水を替えた後は、自分の席に着き、担任の先生が来るのを待つ。


 それから授業を受けて、あっという間に放課後。


 放課後になり、部活をしに行く。


 そして部活が終わった。



 ……さて。

 加恋ちゃんは……。

 僕は加恋ちゃんの行方を目で追った。


 今日は先には帰らせない。

 いつものように一緒に帰るんだ。


 そう思い、急いで帰り支度をして加恋ちゃんよりも先に帰る準備を終えた。


 よし‼ 加恋ちゃん、いつでも来い‼


 そんな気持ちで加恋ちゃんを待つ。

 そして……。


 加恋ちゃんが帰る準備を終えた。


 帰る準備を終えた加恋ちゃんに僕はいつものように声をかけようとした。

 すると……。


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