君との想い出が風に乗って消えても(長編)
神様にお願い事を済ませた僕と加恋ちゃん。
お守りも買ってゆっくりと歩いていた。
ゆっくりと歩きながら僕は加恋ちゃんとカフェに入ってお茶でもしたいと思った。
「加恋ちゃん」
「なぁに、優くん」
「どこかのカフェに入ってお茶でもしない?」
「うん」
加恋ちゃんは笑顔で返事をしてくれた。
僕は、それがとても嬉しかった。
そして少し歩いたところに、かわいらしい店が見つかった。
「加恋ちゃん、ここにしない?」
「うん。かわいいお店だね」
加恋ちゃんは、とても笑顔だった。
そして僕と加恋ちゃんは店の中に入った。
店の中に入った僕と加恋ちゃんは、店員さんに案内されて窓際の席に座った。