君との想い出が風に乗って消えても(長編)
飲み物を飲み終えた僕と加恋ちゃんは店をまわっていた。
いろいろな店がある。
僕と加恋ちゃんは、ゆっくりと歩きながらまわった。
「加恋ちゃん、僕、チョコバナナ食べたい。加恋ちゃんも食べる?」
「うん、食べたい」
「加恋ちゃん、りんご飴あるよ」
「美味しそう」
「加恋ちゃん、輪投げやる?」
「うん、楽しそう、やりたい」
「加恋ちゃん、お面あるけど買う?」
「かわいいお面いっぱいあるね」
「加恋ちゃん、お腹空かない? 何か食べようか」
「うん」