激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
おはようのキスくらいさせてくれ。
尋ねると、これまた控えめにうなずく彼女の唇をすぐに奪った。
舌を入れたくてたまらなかったがそこもぐっとこらえる。
結婚前に嫌われて、婚約解消なんて笑えない。
「来てくれたんだね」
「ごめんなさい。仮眠するつもりが朝まで寝ちゃった」
謝らなくていいのに。
俺の腕の中に紬がいるだけで十分だ。
まあ、できれば抱きたいけど。
「引っ越し、早く済ませよう。俺、昨日みたいに帰りが日をまたぐこともあるし、会社に泊まりなのも珍しくない。せっかく来てもらったのに会えないなんて悪いし」
「そんなことは気にしなくても……」
「俺が耐えられないんだよ。紬の存在を感じるのに、こうやって抱きしめられないなんて、無理」
もう一度強く抱きしめたが、彼女はもう抵抗しなかった。
それから、紬が用意してくれた朝食をふたりでとった。
「今週末、仕事?」
尋ねると、これまた控えめにうなずく彼女の唇をすぐに奪った。
舌を入れたくてたまらなかったがそこもぐっとこらえる。
結婚前に嫌われて、婚約解消なんて笑えない。
「来てくれたんだね」
「ごめんなさい。仮眠するつもりが朝まで寝ちゃった」
謝らなくていいのに。
俺の腕の中に紬がいるだけで十分だ。
まあ、できれば抱きたいけど。
「引っ越し、早く済ませよう。俺、昨日みたいに帰りが日をまたぐこともあるし、会社に泊まりなのも珍しくない。せっかく来てもらったのに会えないなんて悪いし」
「そんなことは気にしなくても……」
「俺が耐えられないんだよ。紬の存在を感じるのに、こうやって抱きしめられないなんて、無理」
もう一度強く抱きしめたが、彼女はもう抵抗しなかった。
それから、紬が用意してくれた朝食をふたりでとった。
「今週末、仕事?」