激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
お任せだったので、ストッカーをのぞいてひときわ美しく花を咲かせていたピンクのバラをメインに、ライラックやカスミソウ、そしてグリーンが足りないと感じてナルコユリなどを適所に入れて花束を制作した。
「お待たせしました」
「わー、素敵。いつもの花束と全然違います。宝生さんがこのお店を強くすすめるのがわかりました」
透き通るような白い肌を持つかわいらしい女性の口から思いがけず太一さんの名前が上がり、眉がピクッと動いた。
「宝生さんをご存じで?」
「はい。私、レーブダッシュというスポーツ用品メーカーで働いている浅海と言います。応援している選手がいい成績を残されたのでそのお祝いなんですけど、花束は絶対にル・ブルジョンがいいとおっしゃるので。これからもこちらにお邪魔しますね」
そういえば、レーブダッシュも担当していると話していた。
でもまさか、うちを紹介してくれるとは。
「お待たせしました」
「わー、素敵。いつもの花束と全然違います。宝生さんがこのお店を強くすすめるのがわかりました」
透き通るような白い肌を持つかわいらしい女性の口から思いがけず太一さんの名前が上がり、眉がピクッと動いた。
「宝生さんをご存じで?」
「はい。私、レーブダッシュというスポーツ用品メーカーで働いている浅海と言います。応援している選手がいい成績を残されたのでそのお祝いなんですけど、花束は絶対にル・ブルジョンがいいとおっしゃるので。これからもこちらにお邪魔しますね」
そういえば、レーブダッシュも担当していると話していた。
でもまさか、うちを紹介してくれるとは。