激愛~一途な御曹司は高嶺の花を娶りたい~
運命の人はあなただけ
太一さんの愛を一身に感じていると、ホームパーティでの罵りすら忘れられる。

それも情熱的なエッチのおかげかも。


彼はまるで私に償いでもするかのように散々気持ちいいところを攻め立て、何度も絶頂に誘った。

ようやくひとつになってからも、ゆっくり腰を動かし、いちいち私の反応を確かめて丁寧に抱いてくれた。

おかげで、仕事に行く頃にはもうすっかり気持ちが切り替わっていた。


「おはようございます」
「おはよ。今日はローズパレスの打ち合わせだっけ?」


店長に尋ねられてうなずく。


「はい。新規のお客さまの装花をお任せいただけたので、頑張ります」


今日のお客さまとは初顔合わせとなる。
プランナーが新婦の希望を聞き、担当は私がいいと指名してくれた。


「うん、頼んだよ」
「その足で宮城グループにも行ってきます」


今日はずっと外回りの予定。

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