私と後輩くん。

それから私たちは講義のため移動した、けど
美優からの追及がすごかった。

「ね、なんで抱きしめられたの？」

「わ、わかんないよっ…
なんかわからないけど、急に…」

「え、なにそれ」

「私もよくわかんないよ！
ただ私とすでに小さな噂があって…
でもなにもされてないよって言ったら急に抱きしめられて」

「…え、それ莉乃のこと…」

「え？」

「あ、ううん
こっちの話です」


・・・？
なんだ？まぁいいや…


「ってかこんなんで今日のお昼大丈夫かな…」

「え、なに？なにかあるの？」

「あぁ、お昼快と食べる約束してて」

「え！？
え、なんで？莉乃が誘ったの？」

「ううん、快から。
昨日のお昼に偶然一緒に食べることになって、それで今日も約束したの。
私いつも一人で食べてるから、まぁいいかなって」

「…まじか」

「あ、そういえば昨日の夜も一緒に食べたし、なんかご飯は快、みたいになってるわ」

「え、昨日の夜も！？
それはどっちから誘ったの？」

「え、快だけど」

「……そこまで…なかなかやるな…」

「え？」

「……なんか、莉乃が今まで彼氏できなかった理由、わかったわ」

「え、なに！？どうしたらできるの！？」

「あんたたぶん、自分で可能性潰してるわ」

「・・・え？」


待って、どういうこと？
意味がわからないんですが…