虹の彼方へ~アナウンサー日比谷 蓮~
幸せの瞬間
スカイブルーのどこまでも続く空
エメラルドグリーンのキラキラと輝く海
寄せてはかえす美しい波
ここまでやっと来た。
朝一の飛行機に乗り2時間。
その後、船で30分。
写真が撮られたであろう砂浜に向かって歩く。
美しい景色に俺は目を細め微笑む。
しばらくその景色を遠くから眺めていた。
そこへ歩いてくる親子。
やっと、見つけた!
「奈々~」
と叫んで、俺は走り出していた。
「蓮?」と呟く奈々の声を聞き抱きしめていた。
奈々は涙を流している。
奈々の横で、俺達の様子を不思議そうに見つめる男の子。
俺は、無意識に男の子を抱き上げていた。
「凛」と呼ぶ。
ふたりは揃って最高の笑顔を見せてくれた。
─番外編①完結─
エメラルドグリーンのキラキラと輝く海
寄せてはかえす美しい波
ここまでやっと来た。
朝一の飛行機に乗り2時間。
その後、船で30分。
写真が撮られたであろう砂浜に向かって歩く。
美しい景色に俺は目を細め微笑む。
しばらくその景色を遠くから眺めていた。
そこへ歩いてくる親子。
やっと、見つけた!
「奈々~」
と叫んで、俺は走り出していた。
「蓮?」と呟く奈々の声を聞き抱きしめていた。
奈々は涙を流している。
奈々の横で、俺達の様子を不思議そうに見つめる男の子。
俺は、無意識に男の子を抱き上げていた。
「凛」と呼ぶ。
ふたりは揃って最高の笑顔を見せてくれた。
─番外編①完結─