虹の彼方へ~アナウンサー日比谷 蓮~
愛する人
そんな仕事を完璧にこなす男が愛する女性を見つけた。


アナウンサーになってから、窮屈な生活を強いられ女性の存在すらなかった…


それが一目惚れをしたのだ。


今まで、自分で必死に女性を追いかけた事はない。

アナウンサーになる前の学生時代は、適当に女性とは付き合ってきた。

ほっといても、女の方から寄ってくる。

後々面倒くさそうな人とは、関わらず過ごしてきた。

常に、女性の視線を感じる生活をしてきた。


アナウンサーになった今は、街を歩けば視線を感じる。諦めてはいるが気持ちいいものではない。

そして局内の女性が問題だ。
受付など綺麗な女性が多い中、一番厄介なのが女子アナだ。

女子アナになる狭き門を通過し、頭も悪くないが、何せ自己中で自意識過剰な女性が多いのだ。

嫌悪感を感じても、全く惹かれる事はなかった。







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