先生に恋して…
そして次の日....

「んー」
起きたのは9時過ぎだった。いつもはもうちょっと早いけど昨日は疲れてたから遅いのかも知れない。そんなことを考えながら服を着替え朝ご飯を食べた。そして昨日干しておいた洗濯を取り込み畳んだ。今日は土曜日だけど先生は仕事かもしれないでも一回行ってみようかなと思い家を出て先生の家のインターホンを押した。

ピンポーンピンポーン
しばらくしても出て来ないのでやっぱり仕事かと思い部屋に戻ろうとした時....
ガチャ

「はーい」
何と先生が出て来た。

「先生これ忘れていました」

「あー忘れてた。洗濯してくれてるありがとう」
と言ってニコッと笑った。

「いえいえ。じゃあ私はここで」
と言い家に帰ろうとすると腕を引っ張られた。

「きゃっ」

「あの昨日のお礼として今日は俺の家にお・い・で?」

「いえいえ大丈夫です。私勉強しないといけないので」

「じゃあ持ってきて。一緒にやろう」
断りたい所だけど昨日応用問題で分からないところがあったのでそれを聞いたら帰ろうと考え少しだけ行くことに。
勉強道具と家にあったお菓子を持って一ノ瀬先生の家に。

ガチャ

「お邪魔します」

「どうぞ。今お茶出すね」

「ありがとうございます」

「座って勉強始めといて」

「はい」
と言いわかる勉強を始めた。私は勉強は自分で言うのもあれだけど結構できるほうだ。中学生の時学年で1位を争ってるぐらいだったから。でもこの応用問題は大学ででる応用問題なのでかなり難しい。一ノ瀬先生分るかな何て思ってやっていると先生が来た。

「あの先生この問題教えて下さい」

「どれどれ?」

「ここの1番です」

「愛美ちゃん難しいのやってるねー。大学の応用問題じゃん」

「はい」

「えっとねこれはここをこう×て....」
何で…何でこんなにドキドキするの。先生がすぐ近くにいると凄くドキドキする。

「おーい愛美ちゃんー」

「あっすいません」

「大丈夫?」

「はい大丈夫です」

「ここはねここをこうしてからこことここを×るの」
先生の教え方は凄く分かりやすかった。なのでどんどん進んだ。
そして勉強が終わり家に帰ろうとした。
「先生ありがとうございました」

「えっ帰るの?まだ居ていいよ。3時のお菓子食べよう。ケーキあるんだー」
えっケーキ食べたい。ケーキ食べたら絶対に帰ろう。

「じゃあそれを食べたら帰ります」

「じゃあ食べよー!」
一ノ瀬先生が出してくれたのわ県外の凄く美味しいと言われている高級ケーキだ。
< 4 / 14 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop