先生に恋して…
「いただきまーす」

「どうぞ」
口に入れた瞬間甘いクリームがパァっと広がった。

「先生このケーキ凄く凄く美味しいです」

「喜んでもらえてよかった。ここのケーキ本当に美味しいよね」

「はい！じゃあありがとうございました。また月曜日に」

「またねー」
そして家に帰った。





月曜日…
金曜日のように学校に香菜と行き萌花ちゃんと話ていた。その後ホームルームが終わり高校最初のテストが始まった。
するとテスト中一ノ瀬先生が私の机の上になにか置いた見てみると４限目が終わったら先生の所に来てという事が書かれてあった。何でだろうと思いながら４限目までを過ごした。
4限目が終わり先生の所に行くと「ついてきて」と言った何でだろう私何かしたかなと思い先生について行った。ついて行くと私が知らない教室についた。

「先生この教室何ですか？」

「この教室誰も使ってないから大丈夫。校舎から少し離れているし人も来ないよ」

「何で私をここに連れて来たんですか？」

「これからみんなには秘密でここでお昼ご飯一緒に食べよう」

「えっそれはいいんですか？」

「愛美ちゃんだけ特別」
何でだろう先生に特別って言われるのが凄く嬉しい。私だけって言葉が凄く嬉しい。何でこんなに嬉しいの。私はまだ気付いていなかった。この気持ちの正体を…

それから先生と一緒にお昼ご飯を食べるようになっていた。たまに私がお弁当を作って行くこともあった。そのうち一ノ瀬先生とどんどん仲良くなっていった。
一ノ瀬先生は凄く明るくて関わりやすい。一緒にいると凄く楽しいし先生は私を友達みたいに思ってくれいる。でも何故か分からない。いつからかこのままの関係はいやだと思うようになっていった。仲良し以上の関係になりたいと。でもその仲良し以上の関係がどういう関係なのか分からない。
私はそれ以上の関係の正体が分からないまま1ヶ月を過ごしていた。
先生のことを考えながら。
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