先生に恋して…
次の日....

「愛美ちゃんおはよう。先生先学校行くね」

「はいありがとうございました」

「下駄箱で待ってるからね」

「はい」
そして先生は学校に行った。
下駄箱で待ってるってことは昨日の話から分かった。
昨日香川さんたちとお母さんが謝るのと事情を詳しく聞くために会議室に行くからねと言われていた。後私の傷を保健室の先生と校長先生がみると言っていた。だから下駄箱で待って一緒に行くのだろう。そう思い学校に行った。
一ノ瀬先生は下駄箱で待っててくれた。

「愛美ちゃんおはよう会議室行こっか」

「はい」

「大丈夫?先生もいるからね」

「はい」
そして会議室でまずは事情を校長先生に話すことに。でも私が言えないのが分かっていたのか先生は昨日喋ったことを話してくれた。その後私は保健室に行くことに。

「じゃあ行っておいで。先生は男の子先生だからだめだから外で待ってるから」

「うん」

「後で行くからね」

「うん。行ってきます」
そして保健室に入った。

「こんにちは」

「白鳥さん一ノ瀬先生から事情は聞いてる。辛かったね。見せてもらおうかな」

「はい」
そしてベッドに行った。

「服脱いでくれる?」

「はい分かりました」
私は服を脱いだ。私は足やお腹などを蹴られたり殴られたりしてあざや傷だらけ。

「痛かったね。こんなに蹴られたり殴られたりしたんだね。ひどいね」

「はい」

「一ノ瀬先生中に入れていい?先生凄く心配みたいだから」

「はいいいですよ」
そして先生が中に入ってきた。

「愛美ちゃん大丈夫?」

「痛い」

「そうだよね。先生どうでどうでしたか」

「ひどかったです。それは結構痛いと思います。傷もけっこう深いのもありましたし。後体の傷もそうですけど何と言っても心の傷が凄く凄く深いと思います」

「そうですか。愛美ちゃん本当に気付いてあげられなくてごめんね。これから心のケアもしていきます」

「いえ先生は命の恩人です。後私は全然大丈夫です」

「ほんとに助けられてよかった。この後香川さんたちとそのお母さんに会うけど愛美ちゃん大丈夫?」

「はい」
本当は怖かった。1回殺されそうになった人に会うのは。でも会わなきゃいけない。
怖い思いを閉じ込めて私と一ノ瀬先生は応接室に行った。そしていよいよ香川さんたちに会うことに。
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