死んでもあなたに愛されたい
あとがき
こんにちは、マポンです。
「死んでもあなたに愛されたい」を最後まで読んでくださってありがとうございます。
本作は「盲愛」をテーマに、重く、深く、感情を書いていきました。いかがでしたでしょうか。
双子のひとみとつむぎは、特殊な環境のせいかお互いシスコンとなりましたが、お察しのとおり、つむぎのほうが愛が重めです。
というのも、軟禁時代はひとみも、つむぎを唯一の心のよりどころにしており、愛が重いほうでした。しかし魁運と出会い、愛が分散された結果、このような形になったのです。
ちなみに、中学に上がるまでは兵吾郎も心のよりどころでしたが、だんだん父親寄りの味方になってしまったことにより、兵吾郎に対して反抗期を迎えてしまいました。
後悔を挙げるとするなら、しいて言えば、神亀のお話をあまり書けなかったことです。
裏設定ではありますが、6代目の神亀の雰囲気は、神雷シリーズの「BAD & BAD」の子たちに近く、いつもわちゃわちゃしています。かわいい子たちです。
わたしはけっこうマユちゃん先輩がお気に入りでした。
彼の“オトコ”が見たいという方へ、朗報です!
「アイ・ビー・ト」という短編をご用意しております(わたしが書きたかっただけ)
よければぜひ、素の“高橋 繭”に会いに行ってみてください。お待ちしております。
また、次ページより、兵吾郎のお話を番外編として書きました。これもわたしが書きたかっただけのエピソードです(笑)
ひとみとの出会い、そして兵吾郎がひとみに強く出れない理由がわかるはず! なお、少し暗く重い話ですので苦手な方はご注意ください…。
最後に、少しだけ自慢をさせてください!
すてきすぎる表紙画像は、吉永 優様に作っていただきました。気に入っているタイトルをこうして魅力的に掲げてくださり、より作品を愛することができました。ありがとうございます!
長々と失礼しました。
改めまして。
本作に、そしてひとみたちに出会ってくださって、本当にありがとうございました。
このご縁に最大級の感謝を。
2021/10/07
マポン