悪役令嬢満喫中につき邪魔は許しませんことよ!
イルとの出会いは私が幼い頃
ラドゥルフ家、、つまり私の家なのだけど
ヒュードリヒ宰相(イルのお父上)と共にやってきた。

第一印象は、すごく優しい子。

イルが初めて家に来た日

私は買ってたカナリアを亡くした
そのカナリアはとても大切に育てていたのもあって一日中泣いていたわ。

親同士の話になって
お客様用の部屋を出たイルは

カナリアのお墓の前でずっと泣いてる私を見つけてずっと背中を撫でてくれていた。

何を聞くでもなくただひたすらに
寄り添ってそばに居てくれた。

そんな優しさにすごく救われたの。
それからイルと大の仲良しになるのに時間はかからなかった。

私の、大切な人の1人だ。
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