世界でいちばんのお兄ちゃん   番外編 離れても家族だよ
それから、毎日、僕は結菜の面倒をみた


奏「結菜はなにがほしいのかなー?」


言葉が分からない結菜は

必死で泣いていた





でも、笑うと凄く可愛くて





1歳の頃


奏「にぃに。」

僕は、自分のことをお兄ちゃんだと

呼んでもらうために

何回も覚えさせた






結「にぃに。」

初めて呼ばれた時のあの嬉しさ

結菜が笑って にぃに。って






奏「お母さーん!結菜がにぃに。って呼んでくれた!」



お母さんも驚いていた











1日、1ヶ月、1年、3年、5年……











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