甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
減るからやだ
「花梨ちゃーん。タピオカジュース屋に必要な備品のリストまとめ、終わった?」
暁斗と映画館に行って数日経ったある日の休み時間。
瞬くんが私の席へとやってきて、明るく話しかけてきた。
「あ、うん。大体終わったよ」
「そっかー、サンキュー。タピオカとか、ミルクティーの材料の注文の方もそろそろやらないとね」
「そうだねー」
「今日放課後、ケーキがおいしいカフェでもいこーよ。そこで残った仕事やっちゃわない?」
「え……」
ナチュラルに誘ってくる瞬くんに、私は戸惑ってしまった。
瞬くんから「だって俺、花梨ちゃんのこと好きだし」って言われから、もう数日が経っている。
あの時暁斗の登場によってその話は中断してしまったし、以前と変わらない調子の瞬くんの言葉は果たして本気なのかどうか、私には半信半疑だった。
でも彼は、今みたいに何かある度に私をどこかに誘うようになってきた。
これってデートのお誘いなのかな……?と思うけど、毎回実行委員の仕事も絡ませてくるので、微妙なところだった。
暁斗と映画館に行って数日経ったある日の休み時間。
瞬くんが私の席へとやってきて、明るく話しかけてきた。
「あ、うん。大体終わったよ」
「そっかー、サンキュー。タピオカとか、ミルクティーの材料の注文の方もそろそろやらないとね」
「そうだねー」
「今日放課後、ケーキがおいしいカフェでもいこーよ。そこで残った仕事やっちゃわない?」
「え……」
ナチュラルに誘ってくる瞬くんに、私は戸惑ってしまった。
瞬くんから「だって俺、花梨ちゃんのこと好きだし」って言われから、もう数日が経っている。
あの時暁斗の登場によってその話は中断してしまったし、以前と変わらない調子の瞬くんの言葉は果たして本気なのかどうか、私には半信半疑だった。
でも彼は、今みたいに何かある度に私をどこかに誘うようになってきた。
これってデートのお誘いなのかな……?と思うけど、毎回実行委員の仕事も絡ませてくるので、微妙なところだった。