甘すぎるキミと秘密のカンケイ!?
*
次の日の土曜日の午後こと。
文化祭の出し物であるタピオカジュース屋の看板作りをするために、沙也加が私の家に遊びに来ていた。
美術部である沙也加は小道具作りがとても上手だったのでお願いしたら、タピオカジュースのかわいい絵を描く!と意気込んでくれた。
それで、クラスの文化祭実行委員の私とスムーズに進めるために、私の家に来たというわけ。
最近学校では美術部の方の作業で沙也加が忙しく、土曜日にしか時間が取れなかったという理由もある。
――だけど。
「えー! 瞬くんに告白された!?」
そう叫びながらも、絵の具の筆を走らせる手は止まらないのはさすがだ。
作業を始めてすぐに、沙也加に「花梨、何かあったでしょ!? ちょっと話してよ!」と突っ込まれてしまったのだった。
忙しそうにしている沙也加に最近の出来事をあまり話すつもりはなかったのだけれど、やっぱり鋭い彼女に単純な私は隠し事ができない運命らしい。
沙也加的には、最近の学校での様子を見ていろいろ気になっていたけれど、美術部の制作が忙しくて突っ込む暇がなかったんだそうだ。
次の日の土曜日の午後こと。
文化祭の出し物であるタピオカジュース屋の看板作りをするために、沙也加が私の家に遊びに来ていた。
美術部である沙也加は小道具作りがとても上手だったのでお願いしたら、タピオカジュースのかわいい絵を描く!と意気込んでくれた。
それで、クラスの文化祭実行委員の私とスムーズに進めるために、私の家に来たというわけ。
最近学校では美術部の方の作業で沙也加が忙しく、土曜日にしか時間が取れなかったという理由もある。
――だけど。
「えー! 瞬くんに告白された!?」
そう叫びながらも、絵の具の筆を走らせる手は止まらないのはさすがだ。
作業を始めてすぐに、沙也加に「花梨、何かあったでしょ!? ちょっと話してよ!」と突っ込まれてしまったのだった。
忙しそうにしている沙也加に最近の出来事をあまり話すつもりはなかったのだけれど、やっぱり鋭い彼女に単純な私は隠し事ができない運命らしい。
沙也加的には、最近の学校での様子を見ていろいろ気になっていたけれど、美術部の制作が忙しくて突っ込む暇がなかったんだそうだ。